中国銀行保険監督管理委員会（CBIRC）は、中国銀行（3988:HK）（BoC）深セン支店に対し、複数の法律や規制に違反したとして総額1,130万人民元（167万米ドル）の罰金を科したと、新浪金融が8月6日に報じた。同支店は、無許可の資産管理業務の実施や、規制当局への虚偽のデータ提供など、法令を遵守していない業務を行ったとして告発された。これは、BoCが今年受けた罰金の中で最高額となる。同時に12人が処罰され、うち4人は銀行業務から永久に追放された。2022年を通じて、BoCはCBIRC、中国の中央銀行である中国人民銀行（PBoC）などの規制当局から79回、総額4,550万人民元（673万米ドル）の罰金を科せられた。

中国は国内銀行業界に対する規制を強化している。7月29日、中国工商銀行（ICBC）[1398:HK]の上海支店は、理財資金の不正使用を含む10件の違反行為で1,310万人民元（194万米ドル）の罰金を科された。5月初旬には、ICBC、BoC、中国農業銀行[1288:HK]を含む8つの銀行が、データ報告の違法行為により合計1,770万人民元（262万米ドル）の罰金を科された。8月5日現在、中国銀行監督管理委員会が今年、中国の6大国有銀行に科した罰金の総額は1億7,300万人民元（2,560万米ドル）を超えた。最も罰金が高額だったのは中国工商銀行で、罰金総額は約4,990万人民元（739万米ドル）だった。交通銀行（3328：HK）は最も罰金が低かったが、罰金総額は約972万人民元（144万米ドル）だった。

情報源

https://finance.sina.com.cn/money/bank/gsdt/2022-08-06/doc-imizirav7054755.shtml

https://finance.sina.cn/jinrong/2020-05-09/detail-iircuyvi2233932.d.html

http://m.shaoxing.com.cn/p/2955868.html

https://m.jrj.com.cn/madapter/finance/2022/08/08111236878287.shtml