Chinese battery giant Contemporary Amperex Technology (CATL) [300750:CH] will invest up to RMB23.8bn (USD3.5bn) in an integrated new material industry production base to recover waste batteries and make lithium materials, […]

中国の電池大手、現代アンペレックス・テクノロジー（CATL）[300750:CH]は、廃電池を回収してリチウム材料を製造する総合新材料産業生産基地に最大238億人民元（35億ドル）を投資すると、30日付のCaixinが報じた。CATLの子会社であるGuangdong Bangpu Recycling Technology Co Ltdが投資し、広東省仏山市にプロジェクトを建設する。このプロジェクトには、50万トンの廃バッテリー原料を回収できるリサイクル施設と、三元・リン酸鉄リチウム正極材、負極再生黒鉛の生産拠点が含まれる。

CATLは、2022年1～11月の電池設置容量を前年比2倍の165.7ギガワット時（GWh）に拡大し、世界の電気自動車（EV）用電池市場の37.1%を占めた。リチウム価格が高騰する中、リサイクル事業に投資することで原料供給を確保する狙いがある。2022年11月、リチウム価格は1トン当たり80,800米ドルを記録し、2021年から1,000%上昇した。さらに、第一世代電気自動車の大規模な廃車に伴い、バッテリーリサイクル市場が繁栄している。中国自動車技術研究センターによると、中国では2021年に32万トン以上のバッテリーが廃棄され、2025年には78万トンに達すると予想されている。CATLのロビン・ツェン会長は、回収されたバッテリーからのリサイクル材料は、2035年までにほとんどの市場需要を満たすと見積もっている。現在、リチウム電池のニッケルとコバルトの回収率は99%、リチウムの回収率は90%以上である。

https://www.caixin.com/2023-01-30/101992778.html

https://pandaily.com/catl-invests-3-52b-in-battery-recycling-base/

https://www.yicaiglobal.com/news/catl-kicks-off-production-at-western-europe-first-large-scale-battery-plant