新華社が10月30日に報じたところによると、中国の全国人民代表大会（全人代）常務委員会は第37回会議で、女性の権利と利益を保護する法律の改正案を承認した。2023年1月1日に発効する改正法は、女性の合法的な権利と利益を保護し、政治、経済、職場、社会における男女平等を促進し、セクハラや家庭内暴力を防止・阻止し、恵まれない女性グループの権利と利益を保護することを目的としている。同法はさらに、地方の雇用主に女性と男性に平等な雇用機会を提供することを義務付け、誘拐された女性や人身売買された女性を救出するために適時に措置を講じる責任を地方当局に課している。女性はまた、平等な投票権と被選挙権を享受している。

今会期に再審議される5つの立法法案のうち、最も注目を集めたのは女性権益保護法の改正案だ。全人代ウェブサイトによると、改正案は2度にわたり意見公募され、政府は合計70万件以上の意見を受け取った。改正案の可決は、中国政府が女性権益保護法を改正する約30年ぶりの出来事となる。

ソース

http://www.xinhuanet.com/politics/2022-10/30/c_1129088568.htm

https://www.reuters.com/world/china/china-passes-new-womens-protection-law-revamped-first-time-decades-2022-10-30/

https://npcobserver.com/2022/04/11/npcsc-session-watch-womens-rights-npc-seats-allocation-forced-labor-conventions-more/#more-19054

http://www.npc.gov.cn/npc/c30834/202210/031f00a18bb14c7cb83e8f69c2a7a91c.shtml

https://www.theguardian.com/world/2022/oct/22/where-are-the-women-at-the-top-of-chinese-politics