中国工業情報化部（MIIT）は、新エネルギー自動車（NEV）バッテリーのリサイクルに関する管理ガイドラインの策定を急ぐと、9月19日付の中国日報が報じた。中国工業情報化部（MIIT）の黄力斌（Huang Libin）主任研究員によると、同部は引退したバッテリーの効果的な分解とリサイクルにおける技術的進歩を模索し続け、バッテリーのリサイクルに関する国際基準と国家基準を策定する。さらに、MIITは評判の良いバッテリーリサイクル企業の発展を加速させる。

中国のNEV産業の規模と、ニッケルとコバルトの資源埋蔵量が限られていることを考慮すると、これらの材料の90%以上は現在輸入されている。1月から7月までのNEV販売台数は328万台、生産台数は319万台で、前年同期比1.2倍に増加した。同期間の中国における電池の総設備容量は134.3ギガワット時（GWh）であり、前年同期比で累計110.6%増加した。2020年には、国内生産された使用済み電池は20万トンを超え、市場価値は100億人民元（14.3億米ドル）に達し、2025年には、中国の使用済み電池のリサイクル市場は400億人民元（57億米ドル）に達する可能性がある。MIITのデータによると、8月末までに190以上の企業が全国に10,235のバッテリーリサイクルサービス店舗を設立した。また、中国のバッテリーリサイクル事業者は、今年3月末までに6万4,000トンの使用済みパワーバッテリーをリサイクル・廃棄した。

情報源

http://www.chinadaily.com.cn/a/202209/19/WS6327fbafa310fd2b29e7871e.html

http://www.gov.cn/xinwen/2022-09/16/content_5710290.htm

https://finance.eastmoney.com/a/202208102475388323.html

https://finance.sina.cn/2022-01-11/detail-ikyamrmz4381850.d.html?vt=4&cid=76729&node_id=76729

https://auto.cctv.com/2022/08/15/ARTIAm0HiarqfjoVGOaCKk18220815.shtml