新浪が2月18日に報じたところによると、浙江省政府はカーボンピークとカーボンニュートラルのタイムラインを発表した。それによると、浙江省は脱炭素化に向けて3つの目標を掲げている。2025年までに、GDPあたりのエネルギー消費量と国内総生産（GDP）あたりの炭素排出削減量の国家目標を達成し、非化石エネルギー消費量の割合を24%に増やす。2030年までに、非化石エネルギーの消費量全体に占める割合を30%とし、GDPあたりの炭素排出量を2005年比で65%削減する。2060年までに、浙江省は非化石エネルギーによるエネルギー消費を80%以上とし、同時にメタンなどの温室効果ガスを効果的に管理する計画である。地元当局は、カーボンピークとカーボンニュートラルのための技術開発ロードマップを作成し、ゼロカーボン電力、炭素回収・利用・貯蔵（CCUS）、その他の基本的な技術進歩に焦点を当てる。

浙江省の2021年のGDPは中国第4位で、2020年から前年比8.5%の急速なGDP成長を示した。2019年に習近平国家主席がカーボンニュートラルを発表して以来、同国はグリーン・低炭素・循環型経済システムの開発、産業・エネルギー再編の推進、国家炭素排出権取引制度の開始など、排出量削減のための措置を講じてきた。国家カーボンニュートラル戦略によると、2025年までに再生可能エネルギーが設備発電量の半分以上を占め、2060年までに非化石エネルギー消費が80%を占めるようになる。中国はまた、2021年に5,300万kWの太陽光発電容量を建設し、9年連続で世界第1位となった。

情報源

https://finance.sina.com.cn/esg/ep/2022-02-18/doc-ikyakumy6532049.shtml

https://www.zj.gov.cn/art/2022/2/17/art_1554467_59667450.html

http://www.qstheory.cn/qshyjx/2022-02/18/c_1128389507.htm

https://news.cctv.com/2022/01/21/ARTImkXTljnbqNt8zFjI0xw2220121.shtml