韓国のエネルギー・サービス・プロバイダーで石油化学会社のハンファ・ソリューションズ [009830:KS] が、米国最大の商業用太陽光発電会社であるサミット・リッジ・エナジー（SRE）と、1.2ギガワット（GW）の太陽光パネルを供給する契約を締結したと、7日付の韓国経済新聞が報じた。この契約により、ハンファの太陽光発電子会社であるハンファQセルズ（HQCL:US）は、イリノイ州、メイン州、メリーランド州を含む複数の州の14万世帯と企業に電力を供給する、完全米国製の250万枚の太陽光パネルをSREに提供する。カマラ・ハリス米副大統領は、米国史上最大の太陽エネルギーへの投資と称した。 

ハンファは、バイデン政権のインフレ削減法（IRA）に盛り込まれたものを含め、ソーラー分野への投資を奨励する一連の米国優遇政策に魅力を感じている。太陽電池のバリューチェーンを構築するため、米国政府はIRAの下で企業が米国製の太陽電池モジュールを購入する際の税額控除を提供し、太陽電池モジュール工場の建設と拡張のためにさらに数十億ドルを投資してきた。2023年1月、ハンファは25億米ドルを投じて米国最大の太陽電池モジュール生産ハブを建設し、30億米ドルを投じてウエハー、セル、モジュールを生産する生産コンプレックスを建設する計画を発表した。これらの投資により、ハンファは2024年までにモジュール生産能力を現在の1.7GWから8.4GWに引き上げることを目標としている。 

情報源 

https://www.kedglobal.com/energy/newsView/ked202304070016

https://koreajoongangdaily.joins.com/2023/04/07/business/industry/korea-hanwha-georgia/20230407161757306.html

http://www.businesskorea.co.kr/news/articleView.html?idxno=112497

https://www.kedglobal.com/energy/newsView/ked202301110021