ホンダ[7267:JP]とLGエナジーソリューションは、ホンダが生産する電気自動車（EV）用のリチウムイオン電池を量産する合弁会社（JV）を正式に設立すると発表した。新JVはL-H Battery Companyと命名され、米国オハイオ州に35億米ドルの工場を建設する。新工場の建設は今年初めに開始され、2025年末までに先進的なリチウムイオン電池セルの量産を開始する計画で、年間生産能力は約40ギガワット時（GWh）を見込んでいる。

ホンダは、北米を含むすべての主要市場において、2040年までにバッテリー電気自動車と燃料電池電気自動車を販売台数の100%、2030年までに40%、2035年までに80%とする目標を含む、車両の電動化に関する積極的な目標を設定している。L-Hバッテリー社の設立は、電気自動車の需要拡大に対応するために必要なバッテリー生産能力をホンダに提供するものであり、ホンダの目標に向けた重要な一歩となる。両社は、このJVに関連する投資総額は44億米ドルに達すると予測している。この投資は、北米におけるホンダのEV発売を成功させるために最高品質のバッテリーを提供することで、雇用を創出し、地域社会を成長させることが期待されている。

情報源

ホンダとLG、米国でEV用電池を製造する$4億ドルのJVを設立

ホンダ、2050年のカーボン・ニュートラル新目標に向けて電動化・水素化を加速

https://hondanews.com/en-US/releases/honda-and-lg-energy-solution-announce-ohio-as-home-to-joint-venture-ev-battery-plant