本田技研工業[7267:JP]は、カナダに電気自動車（EV）工場の設立を検討している。計画されているEV工場では、バッテリーの自社生産が行われる可能性がある。現在、ホンダはオンタリオ州にある既存の自動車工場の隣接地など、複数の候補地を評価している。同社は年内に決定し、新工場の操業開始は早ければ2028年になる予定だ。注目すべきことに、ホンダはすでに韓国のLGエナジー・ソリューションズ[373220:KS]と合弁会社を立ち上げ、44億米ドルを投資して2026年からアメリカのオハイオ州でEVとバッテリーを製造する。そのため、計画通りに進めば、カナダに建設予定のEV施設は北米で2番目の施設となる。

このカナダ工場の建設は、日本の自動車メーカーにとって最大の投資のひとつであり、EVへのシフトを促進し、アメリカやヨーロッパの自動車メーカーに追いつくことを狙っている。北米はホンダの世界販売台数の約40%を占めているが、そのほとんどは燃料車である。ホンダは、2030年には北米販売台数の40%、2035年には80%をEVにする目標を掲げており、計画中のカナダ工場は目標達成に効果的に貢献する可能性がある。加えて、カナダ政府が最近、2035年までにガソリン車やディーゼル車の新車販売を段階的に廃止すると発表したことや、再生可能エネルギーが豊富にあることも、ホンダがカナダでEVを生産するという決定に影響を与えている。

Sのようなものだ：

https://asia.nikkei.com/Business/Automobiles/Honda-weighs-14bn-plan-for-EV-production-in-Canada

https://www.reuters.com/world/americas/honda-weighs-14-bln-plan-ev-production-canada-nikkei-2024-01-07/

https://www.bloomberg.com/news/articles/2024-01-07/honda-eyes-plan-to-build-14-billion-canadian-ev-plant-nikkei?srnd=green

https://www.bloomberg.com/news/articles/2022-10-11/honda-lg-to-invest-4-4-bllion-to-make-ev-batteries-in-ohio