現代自動車グループの建設子会社である現代エンジニアリングが、KGグループが所有する韓国の廃棄物処理会社、KGエコ・テクノロジー・サービス（KG ETS）の入札に応札していると、11月16日付の韓国経済新聞が関係者の話を引用して報じた。環境エネルギーと新素材事業に関心を持つ他の入札者には、韓国の廃棄物管理プラットフォームECORBITとE&Fプライベート・エクイティが含まれる。アーンスト・アンド・ヤングの韓国法人であるEYハンヤングは、最大8億4,700万米ドルに上る可能性のあるこの取引のアドバイザーを務めている。

現代エンジニアリングの買収計画は、世界規模で環境・社会・ガバナンス（ESG）経営の重要性が高まる中、環境に優しい企業へと成長する戦略を示している。それゆえ、同社は省エネ発電所や次世代小型原子炉への投資を増やしている。ゴミ処理会社の買収が成功すれば、親会社の現代自動車が子会社のゴミを処理できるようになり、グループ内で環境保護に関する相乗効果が生まれる。

情報源

https://www.kedglobal.com/newsView/ked202111160016?lang=us