3月18日付のEconomic Timesが報じたところによると、インドは太陽光発電設備分野の生産連動型インセンティブ（PLI）スキームを見直し、太陽光発電の全コンポーネントの製造を促進し、より多くのプレーヤーを含めることを検討している。R・K・シン電力・再生可能エネルギー相によると、PLI制度はポリシリコンからモジュール製造、ウェハーからモジュール製造、セルからモジュール製造など、さまざまな側面に分割される可能性があるという。2月1日、インドは太陽光発電（PV）製造PLI制度に26億米ドルの資金を追加した。これは2021年4月の同制度に対する6億1,680万米ドルの初期資金支援から飛躍的に増加したものである。

インドは、ポリシリコンとウェハーの生産がまだ不足しているため、PVコンポーネントの包括的なサプライチェーンを構築するためにソーラーPLI計画を打ち出した。現在、インドの生産能力は15ギガワット（GW）で、そのほとんどがセルとモジュールである。インドはPLI計画により、今後2年間で生産能力を36GWまで引き上げる計画だ。また、インドの新エネルギー・再生可能エネルギー省は、生産能力を最適化し、中国からの原材料輸入への依存を削減する動きとして、最低90%の現地付加価値と22%のモジュール性能を有する製造業者のみがPLIスキームの対象となることを提案した。インドの再生可能エネルギー計画によると、再生可能エネルギーの設備容量を2021年の101GWから2030年には450GWに引き上げる予定であり、その内訳は太陽光発電が280GW、風力発電が140GWである。

情報源

https://economictimes.indiatimes.com/industry/renewables/solar-pli-scheme-may-be-split/articleshow/90299610.cms?utm_source=contentofinterest&utm_medium=text&utm_campaign=cppst

https://www.pv-tech.org/indias-solar-pli-scheme-may-be-split-to-boost-participation-reports-suggest/

https://economictimes.indiatimes.com/industry/renewables/2030-renewable-energy-target-panel-to-be-set-up-soon-for-mission-500gw/articleshow/88267104.cms?from=mdr