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Seneca ESG
- 2023年8月30日
インドの再生可能エネルギー開発企業ACMEは、オディシャ州ガンジャム県に位置するゴパルプール工業団地（GIP）に大規模なグリーン水素・グリーンアンモニアプロジェクトを設立するため、2,700億インドルピー（32.7億米ドル）の巨額投資を計画していると、25日付のロイター通信が報じた。同社は、タタ・スチール[TATA:IN]の完全子会社であるタタ・スチール・スペシャル・エコノミック・ゾーン社（TSSEZL）からGIP内の343エーカーの土地を取得し、グリーン水素とその誘導品を製造する施設を建設する。さらにACMEは、GIP内に再生可能エネルギーによるグリーンアンモニア製造プラントを建設する予定で、年間生産量は130万トンを見込んでいる。
このプロジェクトは、グリーン水素とその誘導品を一箇所で製造するインド最大の製造施設となることを目指している。ACMEの計画には、国内外市場にグリーン水素とグリーンアンモニアを供給し、競争力のある価格を確保することも含まれている。ACMEは、インド12州にわたる太陽光発電プロジェクトで豊富な実績を持ち、再生可能エネルギーの専門知識を生かして、新興のグリーン水素分野にも進出している。同社は2021年、ラジャスタン州ビカネールでグリーン水素・グリーンアンモニアプラントを稼働させた。さらに、ACMEは最近、オマーンのグリーン水素・グリーンアンモニア・プロジェクトの第1フェーズに4億8800万米ドルを確保した。ACMEは野心的な目標を掲げ、2032年までに年間1,000万トンのグリーンアンモニアと水素の生産を構想している。
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