ロイター通信が2月11日に報じたところによると、イタリアは2023年にアゼルバイジャンから天然ガスタービンを購入する契約を締結するようだ。この契約には、イタリア国内の発電に使用される複数のユニットの納入が含まれる。エネルギー源の多様化を目指すイタリアにとって、この契約はエネルギー安全保障と安定性の向上に役立つと期待されている。欧州最大の天然ガス供給国のひとつであるアゼルバイジャンは、同地域での市場拡大を積極的に模索している。今回のイタリアとの合意は、エネルギー分野における両国間の既存の関係を強化するものと期待される。

この発表は、イタリアが先月、ヨーロッパへのエネルギー供給を増やす目的で、リビアと天然ガス生産について80億米ドル相当の合意をしたことに続くものである。この協定により、イタリアは北アフリカの国から天然ガスを受け取ることになる。この協定には、同地域における石油・ガスの共同探査・生産の枠組みも含まれる。この動きは、増大する同国の需要に対応するため、エネルギーの安定供給を確保しようとするイタリアの努力に沿ったものである。

https://www.reuters.com/business/energy/italy-sign-gas-turbines-contract-with-azerbaijan-2023-02-11/

https://www.reuters.com/world/italys-meloni-expected-sign-major-gas-deal-she-starts-libya-visit-2023-01-28/