LG化学[051910:KS]は、ケミカルリサイクルされたプラスチック廃棄物から油を抽出するプラントを立ち上げると発表した。工場は忠清南道唐津市に設置される。LG化学は抽出した油をプラスチック製造の原料として使用する。プラントは1Q24に稼動し、年間2万トンの油を生産する予定である。LG化学は、英国のプラスチック・リサイクル企業であるムラ・テクノロジー社と提携し、同社のケミカル・リサイクル技術を利用する。韓国の化学メーカーはムラ・テクノロジーの株式を取得した。

LG化学は、プラスチック廃棄物の再利用とリサイクルを通じて、新しいプラスチック生産の研究開発に専念している。さらに、プラスチック廃棄物のリサイクルは、同社の2050年カーボンニュートラル目標を達成するための最も効率的なアプローチである。LG化学は2020年7月にカーボンニュートラル目標を発表し、2050年までに炭素排出量を2019年と同レベルの1,000万トンに削減するために、さまざまな措置を講じることを約束した。世界中の多くの企業が、プラスチックをリサイクルする革新的な方法に取り組んでいる。例えばムラ・テクノロジーは、6月に三菱化学[4010:JP]との間で、化石燃料の代わりに再生プラスチックを使って化学物質や再生可能なオイルを生産する技術を三菱化学に提供することで合意した。

情報源

http://www.koreaherald.com/view.php?ud=20220118000616&np=1&mp=1

http://www.comnews.cn/article/ibdnews/202007/20200700055032.shtml

https://en.yna.co.kr/view/AEN20220118002500320

https://vr.sina.com.cn/2021-09-06/doc-iktzqtyt4321053.shtml

https://new.qq.com/omn/20210916/20210916A07DNB00.html