マスターカード[MA:US]は、2028年までに同社のペイメントカードから第一使用PVCプラスチックを排除することを約束した、と4月10日付のESGトゥデイが報じた。2028年1月1日以降、マスターカードはペイメントカードを発行するすべての銀行に対し、rPVC、rPET、PLAを含む再生プラスチックや生物由来のプラスチックなど、持続可能な素材を使用することを義務付ける。新しく製造されるカードはすべて、その組成と持続可能性の主張を評価するために、Mastercardによって認証されます。独立した第三者監査人がこの認証を検証します。同社はまた、バージンPVCからの移行において、グローバルな発行パートナーをサポートする。

マスターカードは2018年にサステナブル・カード・プログラムを開始した。それ以来、80カ国の330以上の発行会社がプログラムに参加し、主要なカードメーカーと提携している。現在、年間30億枚のカードが製造され、1枚あたり約5グラムのプラスチックが使用されており、年間およそ16,000トンのプラスチックが消費されている。現在、年間30億枚のカードが製造され、1枚あたり約5グラムのプラスチックが使用されており、年間約16,000トンのプラスチックが消費されている。ほとんどの決済用カードは細かく裁断され、何層にも重なっているためリサイクルできず、リサイクル不可能なプラスチックが環境に与える影響への懸念が高まっている。これに対し、バンク・オブ・アメリカ[BAC:US]は、2023年からすべてのカードをリサイクルプラスチックに移行することを約束している。シティグループ[C:US]も、コーポレートカードの全ポートフォリオに再生ポリ塩化ビニールを導入する計画を発表した。

ソウレス：

https://www.esgtoday.com/mastercard-to-eliminate-first-use-plastics-from-cards/

https://newsroom.mastercard.com/news/press/2023/april/mastercard-accelerates-sustainable-card-efforts/

https://www.digitalnewsasia.com/sustainability-matters/mastercard-remove-first-use-pvc-plastic-its-cards-2028

https://tearsheet.co/payments/debt-in-plastic-out-mastercards-future-cards-will-use-sustainable-materials/

https://www.finextra.com/newsarticle/40111/bank-of-america-to-switch-all-cards-to-recycled-plastic-citi-starts-corporate-card-conversion