SKグループ[034730:KS]は、ビル・ゲイツ氏が設立した米国の小型モジュール炉（SMR）スタートアップ企業であるテラパワーに2億5000万ドルを投資すると、8月15日のコリア・ヘラルド紙が報じた。SMRは従来の原子炉よりも大幅に小型の原子炉で、大型原子炉が設置できない場所に原子力発電を展開できる。また、SMR技術は、高い安全性を維持しながら、従来の原子炉に比べて核廃棄物を大幅に削減できる可能性がある。SKグループのチェ・テウォン社長によると、SKの目標は、新世代SMRの使用を通じて、韓国と東南アジアのカーボンニュートラル達成を加速することだ。これは、SKグループによるテラパワーへの最初の投資である。今年4月の業界筋によると、SKグループはテラパワーの株式10%を取得する予定だった。

SKグループは2021年、2050年の世界的なカーボンニュートラル目標に先駆けてゼロエミッションの達成を提案し、2030年までに2億トンの炭素排出量を削減する計画だ（世界の炭素削減目標210億トンの約1%）。それ以来、SKは低炭素で安全なエネルギー源としてSMRに関心を寄せてきた。SKは今回の投資により、テラパワーの次世代SMR商用化プロジェクトに参加する。SKグループに加えて、他の企業もSMR事業への進出を拡大している。韓国の斗山エネルギー[034020:KS]は最近、米国の電力会社ニュースケールパワー[SMR:US]にSMR機器を供給する契約を締結した。ニュースケールパワーはこの契約に基づき、最大12基のSMRを建設することができ、各基は77メガワット（MW）の電力を生成でき、合計924MWの電力を生産できる。

情報源

https://www.koreaherald.com/view.php?ud=20220815000183&np=1&mp=1

https://finance.sina.com.cn/tech/it/2022-08-16/doc-imizmscv6429087.shtml

http://chinese.joins.com/news/articleView.html?idxno=107489

https://www.163.com/dy/article/HETGF3JU0519EO06.html?f=post2020_dy_recommends

https://www.kedglobal.com/cn/%E6%96%97%E5%B1%B1%E8%83%BD%E6%BA%90/newsView/ked202204260010

https://www.sohu.com/a/470930151_275039

https://www.sk.com.cn/5-1SKnew-main.html?id=991293096069169152