インドのリライアンス・インダストリーズ[RIL:IN]、ソフトバンクが支援するオラ・エレクトリック[9984:JP]、ヒュンダイ・グローバル・モーターズ[5380:KS]を含む10社が、インドのクリーン輸送のための24億米ドルのバッテリー計画に入札を提出したと、17日付のエコノミック・タイムズが報じた。インドの重工業省は、これら10社が総計約130ギガワット時（GWh）の蓄電池容量を持つプロジェクトを申請し、そのうち50GWhがこのスキームで落札されると発表した。このスキームでは、各参加企業は少なくとも5GWhの蓄電容量を設置し、8億5,000万米ドル以上を投資する必要がある。

インドは昨年、クリーンな輸送のためのサプライチェーンを確立し、再生可能エネルギーの貯蔵を提供するため、先進化学電池（ACC）の生産連動型奨励金（PLI）制度を開始した。同国は、このインセンティブ計画によって60億米ドルの直接投資を誘致し、5年間で年間12万5,000台の電気スクーターに電力を供給するのに十分な50GWhの蓄電池容量を構築することを期待している。また、この制度は、インドの自動車産業に対する2,593億8,000万インドルピー（35億米ドル）のPLI制度と、電気自動車（EV）に対する1,000億インドルピー（13億5,000万米ドル）の奨励制度を補完するものである。これらの支援政策により、インドは2030年までに30%の新車、70%の新バイクとスクーター、35%の新バスを電気自動車にすることを目指している。

情報源

https://economictimes.indiatimes.com/industry/renewables/reliance-hyundai-ola-among-10-companies-to-apply-for-rs-18100-crore-pli-scheme-for-cell-manufacturing/articleshow/88920308.cms

https://www.reuters.com/world/india/reliance-hyundai-mahindra-bid-incentives-under-indias-24-bln-battery-scheme-2022-01-14/

https://www.reuters.com/technology/indian-businesses-seek-government-support-meet-2030-ev-target-2021-10-14/