タイの再生可能エネルギー開発企業エナジー・アブソリュートPLC（EA）[EA:TB]は、11月23日付のバンコク・ポスト紙が報じたように、12月12日に電池とエネルギー貯蔵システム（ESS）の生産工場を正式に立ち上げる。総工費60億バーツのリチウムイオン電池工場は、同社の電気自動車（EV）組立工場向けに年間1ギガワット時（GWh）の電池を生産し、徐々に4GWhまで拡大する予定だ。新バッテリー工場は2022年第1四半期に操業を開始する予定である。

EAはすでに500台の電気バスの組み立てを受注している。新バッテリー工場が建設されている間、EAは100台のバス組立を他社に委託し、バスを納入してきた。残りの受注分は2022年初頭から納入される予定だ。さらにEAは、バンコク市交通局（Bangkok Mass Transit Authority）に公共交通機関用EVを供給する契約も獲得した。さらに、再生可能エネルギー事業者は2022年前半にバッテリー走行トラックを発売する予定だ。これに先立ち、タイ政府は2035年までに1,841万台のEVを生産する計画を発表しており、その中には45万8,000台の電気バスやトラックも含まれている。

情報源

https://www.bangkokpost.com/business/2219827/ea-to-open-battery-factory-as-it-bets-on-green-vehicles

http://www.ccpit.org/Contents/Channel_4204/2021/0403/1335220/content_1335220.htm

https://new.qq.com/omn/20210507/20210507A011VU00.html