20日付の韓国経済新聞によると、北京汽車[1958:HK]と現代自動車[005380:KS]は、合弁会社の北京現代に9億4200万米ドルを出資することで合意した。北京現代の登録資本金は、取引後189億5000万人民元（29億8000万米ドル）に増加する。BAICと現代自動車の両社は、JVへの50%の出資を維持する。BAICによると、この買収は北京現代の資本安定性を高めると同時に、BAICが新エネルギー車（NEV）事業を拡大するために必要な投資に備えることを意図している。

2002年10月、BAICと現代自動車は共同で北京現代を設立し、それぞれが登録資本の50%を提供した。2018年末までに、北京現代は中国で1,000万台以上の自動車を販売した。現代自動車の北京での販売台数は2016年に114万台の最高を記録して以来減少傾向にあり、2021年には38万台しか販売できなかった。北京現代の中国における累計販売台数は、2021年11月までで前年比33.95%減の32万台にとどまり、年間販売目標56万台のうち58%しか達成していない。同社関係者によると、現代自動車は環境に優しい車への移行を加速させ、米国、欧州、中国などの市場でNEV供給を拡大し、2040年までに完全電動化を達成することを目標としている。現代自動車は、2021年4月に中国での販売を復活させる戦略を明らかにし、同市場にプレミアムカーを投入する計画を立てている。

情報源

https://www.kedglobal.com/electric-vehicles/newsView/ked202203200004

https://companies.caixin.com/2022-03-19/101858387.html

https://nev.ofweek.com/2022-01/ART-71008-8460-30545971.html

https://china.newspim.com/news/view?idx=20211214000731

https://chejiahao.autohome.com.cn/info/8703037/