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by
Jordy Leo
- 2024年1月17日
中国の電気自動車（EV）メーカーである現代アンペレックス・テクノロジー（CATL）[300750:CH]が、北京に初の工場を建設する計画であると、15日付のサウスチャイナ・モーニング・ポスト紙が報じた。北京市発展改革委員会が発表した文書によると、CATLの新工場は、地域のEV生産拠点となるべく努力している北京の新エネルギー車（NEV）サプライチェーンを強化する。しかし、この声明では、工場の生産能力や操業開始時期についての詳細は明らかにされていない。アナリストによると、CATLの新工場は、プレミアムEVメーカーのリーオート[LI:US]、BAICグループ[1968:HK]、中国のEV市場に新規参入したスマートフォンメーカーのシャオミ[1810:HK]など、北京の多くのNEVメーカーに利益をもたらすという。
世界最大の電池メーカーであるCATLは、2023年の最初の11ヵ月間に233.4ギガワット時（GWh）の電池を納入し、世界市場で37.4%のシェアを占めた。北京工場はCATLの世界14番目の工場となる予定である。しかし、中国のEV市場が飽和状態に近づく中、同社は生産能力過剰に頭を悩ませている。2023年上半期のCATLの稼働率は61%で、前年同期の80%から大幅に低下した。UBSのアナリスト、ポール・ゴン氏は、2030年までに競争の激しい中国本土のEV市場で生き残るのは10～12社にとどまるだろうと予測している。
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