センブコープ・インダストリーズ[SCI:SP]の子会社であるグリーン・インフラ・ウインド・エナジー社は、10月22日に行われたオークションで、総発電容量180メガワット（MW）のインド風力発電プロジェクトを落札した。同子会社はすでにインド太陽エネルギー公社（SECI）から受注書を受け取っている。このプロジェクトはカルナータカ州に風力発電所を設置し、SECIと電力購入契約（PPA）を結ぶ。PPAの下、Green Infra Wind Energy社は今後25年間、太陽光発電の電力をSECI社に販売することに合意した。

センブコープ・インダストリーズ社は、電力、ガス、蒸気、水、廃水処理、その他のオンサイトサービスなど、工業用地のユーティリティおよびサービスプロバイダーである。また、工業団地、ビジネス、商業、住宅などの総合的な都市ソリューションも手がけている。本社はシンガポールにあり、インドと英国に支社がある。センブコープ・インダストリーズのサステナビリティ・レポートによると、同社の気候変動関連戦略は、エネルギー・ポートフォリオを茶色から緑色へ移行させることであり、エネルギー・ポートフォリオにおけるクリーンソースの割合を増やし、操業中の二酸化炭素排出量を削減することである。センブコープ・インダストリーズは2020年に3.3ギガワット（GW）以上の電力容量を持つ再生可能資産を保有し、さらに410万トンの温室効果ガス排出削減に貢献した。南インドにおけるこの風力発電プロジェクトは、グリーン・インフラ・ウインド・エナジー社とともに、再生可能エネルギーにおける同社の競争力と能力を高めることに貢献した。これまでのところ、同社は4つのSECI入札案件すべてから約1,000MWの風力発電プロジェクトを受託している。

情報源

https://economictimes.indiatimes.com/industry/renewables/sembcorp-industries-arm-green-infra-wind-energy-bags-180-mw-wind-energy-project/articleshow/87208478.cms

https://www.sembcorp.com/en/about-sembcorp

https://www.sembcorp.com/en/sustainability/climate-action-plan/

https://projectstoday.com/News/Green-Infra-Wind-Energy-bags-180-MW-wind-energy-project