上海証券報が23日に報じたところによると、中国の金融監督当局である中国人民銀行（BoC）[3988:HK]と国家外為管理局（SAFE）は、伝染病の予防と制御を支援し、経済成長を安定させるため、23の財政政策を展開した。具体的には、日銀上海総局は金融機関に対し、流行による影響を受ける企業への優遇融資や、最大3ヶ月の支払い遅延を認めるよう指示した。特に、住民に必要不可欠な商品を供給する企業への金融支援が強調された。また、金融機関に対し、サプライチェーンの中核企業の資金需要を満たすよう求めた。

中国のダイナミック・ゼロCOVID-19政策の下、上海の閉鎖は6週目に入った。金融の中心地である上海の経済と、人々の基本的な生活必需品へのアクセスに影響を及ぼしている。3月、上海の工業部門の生産高は前年同期比7.51％減、小売売上高は同18.91％減となった。第1四半期の上海の国内総生産（GDP）は前年同期比3.1%成長（前年同期は4.8%成長）した。日銀の上海事務所によると、管轄内の銀行は、伝染病の予防と制御に使用される材料を供給する企業681社に310億元（47.2億米ドル）の融資を行い、飲食業、小売業、観光業、運輸業、民間航空業など、伝染病の被害を受けた業界の企業9,200社以上に628億元（95.6億米ドル）の融資を行った。

情報源

https://news.cnstock.com/news,yw-202204-4868171.htm

http://www.guandian.cn/article/20220425/294092.html

https://www.reuters.com/world/china/shanghais-economy-slows-covid-deals-blow-industry-retail-2022-04-23/