スターバックス[SBUX:US]、ペプシコ[PEP:US]、ネスレ[NESN:SW]、SKグループ[034730:KS]、ユニリーバ[UNA:EN]、マイクロソフト[MSFT:US]は、埋立コストを回避し、持続可能な目標を達成するために、新しいリサイクル・リユース・インフラストラクチャ・プラットフォームであるサーキュラー・サービスに参加した。サーキュラー・エコノミーの投資家クローズドループ・パートナーズ（CLP）が2022年11月に設立したこのプラットフォームは、北米最大の民間リサイクル企業である。包装材、繊維製品、電子機器、有機物のリサイクル・リユースサービスに注力しており、米国7州で12の自治体リサイクル施設を運営している。ブルックフィールド・リニューアブルズからの7億米ドルの先行投資を含め、同社はスターバックスなどとの最新の提携により10億米ドル近い投資を確保している。

この動きは、消費者向け大手企業がリサイクル素材の利用可能性を高め、環境への影響を軽減するためにリサイクルインフラに投資するという、より広範な傾向を反映している。サーキュラー・サービス・プラットフォームに1,000万米ドルを投資したスターバックスは、使い捨て包装を廃止し、2030年までに店舗と製造から埋め立て処分される廃棄物を50%削減することを約束した。また、ネスレは2025年までに、100%の包装をリサイクルまたは再利用可能にし、2025年までにバージンプラスチックの使用量を3分の1に削減することを約束した。今回の提携は、2030年までにマイクロソフトの事業、製品、包装からの廃棄物ゼロを達成するという目標を促進するものでもある。この巨大ハイテク企業は、投資先企業Retrievr社を通じてCircular Services社と協力し、デンバーでの電子廃棄物のリサイクルを管理している。 

情報源

https://www.esgtoday.com/nestle-starbucks-microsoft-back-closed-loop-partners-circular-economy-infrastructure-platform/

https://www.wastedive.com/news/circular-services-closed-loop-nestle-unilever-starbucks/645205/

https://stories.starbucks.com/press/2023/starbucks-commits-over-50-million-to-sustainable-waste-and-water-funds-toward-a-resource-positive-future/

https://www.packagingstrategies.com/articles/96734-starbucks-to-phase-out-single-use-cups-in-new-program