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Seneca ESG
- 2021年12月9日
Bloombergが12月8日に報じたところによると、オーストラリアの大手石油探査・生産会社であるウッドサイド石油[WPL:AU]は、2030年までに50億米ドル相当のクリーンエネルギーへの投資を発表した。同日、同企業はカリフォルニア州での集光型太陽光発電の試験プロジェクトと、ハイゾン・モーターズ[HYZN:US]とのグリーン水素製造施設開発における協業を発表した。
ウッドサイドは、低コストで、炭素にやさしく、収益性が高く、回復力があり、多様なポートフォリオを構築することを目指している、とCEOのメグ・オニールは言う。しかし、グリーン・エネルギー・プロデューサーへの移行を目指す同社は、まだ化石燃料事業をポートフォリオから除外していない。11月22日、ウッドサイドとBHPグループ[BHP:US]は、世界最大の鉱山会社がウッドサイドと石油・ガス事業を統合することで合意した2ヵ月後に、オーストラリアのガスプロジェクトに120億米ドルを投資することを承認したばかりだ。これは主に、ウッドサイドが液化天然ガス（LNG）が何十年もの間、世界のエネルギー・ミックスの重要な一部であり続けると予想し、LNGが石炭のより汚染度の低い代替物であると見ているためだ。さらにメグ氏は、ウッドサイドのグリーンエネルギーへの投資は、BHPの石油部門との合併によってもたらされる収益を当てにしていることを認めた。合併契約は、来年第2四半期の株主投票を経て完了する予定だ。
情報源
https://www.offshore-technology.com/news/woodside-petroleums-5bn-emerging-energy-investments/
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