日本のヤマハ発動機[7272:JP]は、カーボンニュートラルを達成する試みの一環として、インドとインドネシアで合成燃料二輪車の発売を計画している、と11日の日経アジアが報じた。問題の合成燃料は、バイオエタノールやその他の原料から作られる。ヤマハ発動機は現在、ブラジルでガソリンとエタノールを混合した燃料を使用するスポーツバイクを数台導入したのに続き、同様の燃料を使用する二輪車の発売についてアジアの規制当局と協議中である。また、ヤマハ発動機の日高義博社長は、アジアで一度にすべての電動モデルを発売するのではなく、低炭素排出モデルの発売から始めると述べた。

ヤマハ発動機は、2050年までにカーボン・ニュートラルを実現するための完全電動化戦略を、大手二輪車メーカーとして初めて提案した。ヤマハ発動機は、二輪車事業全体の全モデルに占める電動二輪車の割合を、2030年までに2.6%、2035年までに20%、2050年までに90%にすることを提案した。2024年までに、同社は世界で10モデル以上の電動モーターサイクルを発売する予定である。他の二輪車メーカーも同様の目標を打ち出している。例えば、本田技研工業[7267:JP]は、2050年までに二輪車事業の脱炭素化を見込んでいるが、今のところ詳細な製品計画はまだ発表していない。日本のメーカーである川崎重工業[7012:JP]のモーターサイクル部門も、2025年までに少なくとも10車種の純電気モーターサイクルとハイブリッドモーターサイクルを発売し、2035年までに日本、欧州、米国、カナダ、オーストラリアで販売されるすべてのモーターサイクルを電動化する計画である。

情報源

https://asia.nikkei.com/Business/Automobiles/Yamaha-Motor-aims-to-bring-biofuel-motorcycles-to-Asia

https://www.chunfengxing.com/7070.html

https://k.sina.cn/article_7030414608_1a30b9d1002001iy5z.html?from=auto&subch=oauto&ab=qiche&_rewriteTime=1649678606021&http=fromhttp